良行日記

アニメ感想その他、ほぼ自分用

気持ち悪さと美しさ―「明日ちゃんのセーラー服」2話ほか

「明日ちゃんのセーラー服」2話

OPが良かったので評価がうなぎ登りっていう話

Twitterで「明日ちゃん」と検索すると、サジェストに「明日ちゃん 気持ち悪い」って出てくる。このツイートをみると、「性的嗜好の気持ち悪さ」「顔のバランス、デザインに対する違和感」「秀麗な絵に対する褒め言葉」の3つに分類されているんだよね

で、俺も最初は、1番目みたいなことを思っていたんだ。しばしば女子生徒の制服が性的シンボルとして、男性の欲望を向けるものになっていることへの批判とかがあると思うけど、そういう文脈で気持ち悪いアニメだなと思っていた。白いセーラー服に象徴されるJCの処女性礼賛のような

だけど俺もちょろいもんで、OPが素晴らしくって、一周回ってそういう犯しがたい処女性っていうものが神聖なものに見えてきたんだな。OPを見る感じ、その美しい世界には潜在的な加害者であり汚物になり得る男性はいなくって、学園百合モノ的な犯しがたさ、気高さがあり、その象徴がセーラー服である

百合だから良いとか、男がいないから良いっていんじゃなくて、ややもすると「気持ち悪い」と評価される、セーラー服や少女に対するフェティシズムを、美しく綺麗な世界に完結させるだけの映像の力を感じた、ってことなんだよな、たぶん

まぁそれは「気持ち悪さ」の隠蔽に過ぎないという指摘ももっともで、そういう人々にとっては俺も「気持ち悪い」対象になるんだろうけどね

 

「天才王子の赤字国家再生術」1話

典型的「またオレ何かやっちゃいました?」を国家再建テンプレートに乗せた作品。好きなんだよな

こういうアニメに別に戦略や戦術の緻密さは求めてなくて、無双して気持ち良くなりたいのであって、それを満たしてくれるのが良いなろうなんだよな

 

「トロピカル~ジュ!プリキュア」44話

このアニメ、ヤバすぎる。友情の尊さを扱ったり女児アニメ的コードに則りつつも深夜アニメ的文法を上手く取り入れた、本当にすげー作品だ

本当は敵と友達になりたくて、戦うことを後回しにし続けているってなんだよ…

最近はトロプリが終わるのが辛すぎて、カードグミ買ったり感謝祭チケ握ったり、10万もする円盤買っちゃったりしている。終わるな

 

 

なんかもっとアニメの感想書いていこうと思ったんだけど、他どれも1,2行で終わりそうな簡単な感想しか書けないわ。それでも良いんだけど、Twitterとの差別化にもならないし、めんどいからなぁ

言語化の訓練と自語りのために始めたブログだけど、今後はもうちょい使い方を考えないとな。記事に書くアニメを小数精鋭にしようかな

 

おわり