良行日記

アニメ感想その他、ほぼ自分用

その、長いシリーズの終わりに…―「ARIA THE BENEDIZIONE」ほか

ARIA THE BENEDIZIONE」

蒼のカーテンコール最終章こと、「BENEDIZIONE」をみてきた

「ARIA」シリーズの古参というわけではないのだが、何度も心を動かされ泣かされた作品。終わるのは悲しいが、映像作品としての区切りをつけることはどこか気持ち良さのようなものも感じる、今日この頃

伝統を単に継承するのではなく、新しい伝統の始まりとなる。自分自身が伝説の存在へとなる藍華の覚悟。がんばり屋さんだから優秀。そういう物語を前へ進める要素一つ一つが美しく、「ARIA」らしいのかなって思った

そして最後に採録バージョンの「ウンディーネ」を流す粋な演出、長寿シリーズでこういうのやられると無条件に評価しちゃうね

そういえば、この前終わった「エウレカセブン」も「ARIA」も、最初の放送が2005年でほぼ同期だったんだよね。「ファフナー」も2004年だったし、15年というのは作品にとって大きい区切りの一つなのかもね

 

「メガトン級ムサシ」10話

マジで一気に話動いたな

「休憩」で「仮眠」をとるということなのにヤっちゃってんの笑ったわ。あと黒服の大男二人がメイドカフェにいるシーンの緩急、こういうの大好き

次回はついに戦艦が浮上するみたいだけど、「ヤマトっぽいな~」と思ったらこれ監督が「宇宙戦艦ヤマト」リスペクトを公言してるんだったな。オマージュ演出とかに期待

 

「SELECTION PROJECT」10話

全員が一票づつってのは「やっぱそうかー」みたいな感じだったんだけど、それで全員失格にしたのはまぁ良かったかもしれない

「アイドルオーディション」という形式で受け身になっていて、未成年少女が性的眼差しを競わされている構図のキツさを感じていたので、アイドルの物語が彼女ら自身の手に渡ったのは良かったな。アイドルアニメとしては佳作になりそうな予感

 

 

おわり