男性の理想?ー「大正オトメ御伽噺」1話ほか
「大正オトメ御伽噺」1話
大正アニメ。日付ついてるし「MARS RED」と同じように関東大震災ありそうっすね。大正時代って軍国主義への前段階って感じだし、不穏さが付きまとうわ
内容はまあ、お色気要素もあるけど絵柄的に純愛モノかな。様子見という感じ
前期の「死神坊ちゃんと黒メイド」っぽい設定だよなぁと思ったけど、両者を穿って見ると「自身に問題を抱える男が、所与の権力によって自分を慕って世話してくれる女を獲得する話」なんだよな。男性の(気持ち悪い)理想をかなえる話というか
そういう意味では、なろうの「権力者ざまあ」(みたいな命名をしている人がいた気がする)と同じだ。「権力者ざまあ」は、自分とつながりのある権力者(自分を慕っている)の権威によって、敵役にマウントをとって「ざまあ」する展開のことで、権力の源泉は他者にあるけど、それによって自己も恩恵を与る展開
そういう一種の気持ち悪さを払拭できるかは、男女の愛の描き方だったり男の人柄とかにかかってくるんだろうね。別に「大正オトメ」を否定したい訳じゃないし、「死神坊ちゃん」はかなり好きだったし、客観的に作品と受容の傾向を考えたらってことなので、誤解しないでください
「電池少女」1話
1話(2,3回目)を見た。何回見ても飽きないどころか新しい発見があるアニメって素晴らしいですよね
まだ1話だからこの段階で色々推測しても意味ないかもしれないけど、主人公細道の境遇というか過去の話が重要になってきそうだなという感じがした。親の借金とか、「海帝ザバーン」を知っている様子とか、空っぽの笑顔とか。「何かある」んだけど、それを感じさせない人の好さ、それから来るアニメの見易さがある
「眼鏡」の表象、多分細道にとっては眼鏡をしているのが本物で、外せば仕事モードなんだろう。仕事(=外向きの自分)では相手が見えないというのと、本物の自分が好きなものに向きあう(=ロボットに乗って叫んだり)が対比されてんのかなーと。いずれにせよ、単なる「知的イメージ」だったり「障害の象徴」ではなく、眼鏡を自己実現の道具として肯定的に扱うのは非常に好感が持てる。眼鏡外す展開とかやめてくれよ?
あと思ったこととか気なるところを雑に挙げてく
必殺技で切りつけるとことかスパロボのカットインっぽくて良い。戦闘シーンも音楽に合わせるのもめちゃくちゃカッコイイし、次回以降も期待
「逆転」の意味。イマイチ分かりかねてる。シンプルに圧政に対する反逆という以上の意味がありそうだが
「劇場版 抱かれたい男1位に脅されています。~スペイン編~」
なぜか高校時代に、部室でオタク集まって見た思い出の作品の劇場版。高校時代は冷やかし半分だったけど、実際結構面白い。スペインの解像度が高くて良いな~って感じがした。スペイン行ったことないから解像度も何も分からないけど、雰囲気として
「進化の実」2話
ゴリラが美少女化した理由の説明ナシですか!?
一応、美少女化する前に愛が芽生えてたっぽいのは良かったです
「ラブライブ!スーパースター!!」11話
「ラブライブ」なんて同じような話をキャラ変えて再演してるだけだから真面目に見なくていいだろwと思ってました。すいません
「みんなと一緒なら」を美談として終わるだけでなく、一歩踏み込んで、一人で出来ないといつまでも不安を抱える事になるって所まで踏み込んだのは良かったわ。これからはもう少しちゃんと見ます。あと少しで終わっちゃうだろうけど
あとは「ビルディバイド」は残りカードの読み合いがあるのは面白いなと思ったり、「ヴィジュアルプリズン」は曲がめっちゃ強いなとか思ったりした
おわり