良行日記

アニメ感想その他、ほぼ自分用

「広義の作画」と大衆受け―「明日ちゃんのセーラー服」1話ほか

「質アニメ」の隆盛

質アニメといったが、これは「明日ちゃんのセーラー服」と「その着せ替え人形は恋をする」の2つだ。どっちも制作はClorver Works、すげー

で、どっちも絵が綺麗だし良く動くし「質」が高い。それだけじゃなく女の子に対するフェティシズムみたいなものも感じる。だからこそTwitterのサジェストで「明日ちゃん 気持ち悪い」とか出るんだろうな。そういう反応が出るのは致し方ないだろう

まぁ「明日ちゃん」はこれから話がどうなるのか気になるけど、絵が綺麗ならどうとでもなるっていう感じはする、正直。あと「着せ恋」は、喜多川ちゃん?が、俺の苦手な「推し尊い!」とか言っちゃう系のギャル風女オタクで、「文化盗用がよ…」とか思っちゃうんだけど、それも絵が綺麗なら万事解決なんだろうな

 

で、これらアニメの感想はそこそこに、しばらく前から思ってることを雑語りすると、最近って今挙げた2つみたいな絵が綺麗なアニメがかなり大衆受けするよね(ここでいう「大衆」は、全くアニメを見ない人というよりは、オタク文化との親和性はあるが、アニメオタクみたいに毎クール何十もアニメを見てはいない人、くらいで)

例えば金ローでも公開された「ヴァイオレットエヴァ―ガーデン」だとか、言わずと知れた「鬼滅の刃」も、よく「作画」がすごいと、絵の綺麗さで広範に評価され、「布教」されている感じがする。俺の観測範囲内だけだったらすまん

「作画」って、昔はコアなオタクがアニメを語る際に使われた言葉だったように思うけど、今は多くの人が、実際は「背景美術」とか「撮影」とか言われる作業による高クオリティさも含めて、「作画」がすごい、として言及しているように感じる。俺はこれを「広義の作画」って呼んでるんだけど。多分、「オタク」というものが一般化されていく過程で、「作画崩壊」という言葉がネット上で広まって、それから「広義の作画」が広まっていったんじゃないかなと勝手に想像している

まぁ、だから何が分析できるってわけじゃないけど、大量にアニメが消費できる社会、国民総サブカル化みたいな社会で注目されるには、「広義の作画」という形で差別化していくしかないのかなー、というのを思ったりしているわけです

 

怪人開発部の黒井津さん

こういう「ブラック企業」や「戦隊ヒーロー」をパロディ化したアニメ、正直どれも画一的に見えてあまり楽しめてないんですよね… じゃあ異世界転生はどうなんだっていわれるとアレなんだけど、そこはただの外観とか舞台装置であって、ブラック企業とかの「ネタ」そのものを使いまわしてる感があまり楽しめてない要因なんだよな

まぁ、キャラデザとかは悪くないし最後まで見てみようかね

あとこのアニメが覇権になったら「覇権黒井津(ハーケンクロイツ)」になっちゃうとかいうオタクのツイートで笑っちゃった。覇権にはならなそうで良かったです

 

鬼滅の刃 遊郭

面白くなってきた~ 炭次郎の覚醒というか、無双感がなかなか良い。仲間とか守る者が傷つけられて覚醒するの、ベタだけど良いよね。ネヅコちゃんがデカくなるのもアツかったね

 

薔薇王の葬列

この辺の歴史結構忘れてるし、英国の王族の名前とかどれも似たような感じだし、集中して見ておかないとな、2クールあるし

内容的には両性具有とか攻めた話もやりそうなので、注目のアニメだ

 

オリエント

うーーんこの。少年漫画ってこんなもんなの? 導入として主人公と友達のやりとりとか世界観の説明とか、全体的に微妙な印象

たぶん、原作だと漫画の絵の力でどうにかなってたんだろうな。アニメになると逆にのっぺりした感じがして、あまりのめり込めない…

 

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

経験上、ジョジョが放送するクールはジョジョが一番面白くなるのが分かっちゃってるからアニメコインのベットのし甲斐がないんだよな~

期待に応えてくれるワクワク感の止まらない1話でしたね

 

 

これくらいで

おわり